こんにちは、桜井です。
これまでにオーダーメイドのダイニングテーブルやベンチ椅子、収納家具などを納品させていただいたHさんから、今回はケヤキの座卓テーブルの製作のご依頼。
全長約3メートルという超特大の一枚板を贅沢に使用します。
この板は、2年ほどまえからHさん邸の座敷で仮置きし、テーブル用に乾燥させていたものなんです。
Hさんに工場まで足を運んでもらい、打ち合わせをしながらサイズや形状を決めました。
自然乾燥させているうちに、板そのものがかなり反っていたので電気鉋やベルトサンダーで表面を削りフラットにします。
機械に通せるサイズではないので、全て手作業です。
板を削る作業のあとは、天板裏面につける脚の製作です。
こちらもケヤキの角材を使用し、とても貫録のあるものになりました。
天板との合体部分には「アリ」という名前の細工が施してあります。
この斜めになった形がとても重要な意味を持っています。
おおつみ君が天板を刻み、脚をはめこむためのホゾ穴を掘っています。
ケヤキは非常に硬い木材なので、なかなか簡単にノミが入っていきません。
何度も何度も作業し、少しづつ形を作っていきます。
ホゾ穴の中も、先ほどと同様に斜め形状になっています。
ここに脚のアリ部分が入り込むと、ガッチリと食い込んで簡単には抜けないようになるのです。
ここまでくれば、もう少しで完成ですね。
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